陣痛ってどんな風に始まるの?助産師アップルパイが伝えたい、陣痛の始まりの時。

出産

「う、産気づいた!…動けない!」
妊婦さんとお話していると、こんな風にドラマや映画でよく見るシーンを想像して陣痛を怖がる方が多いのですが、実際の陣痛がこんな風に突然始まることは、まずありません。
ここでは、実際の陣痛の始まり方をお伝えしたいと思います。

初産婦さん(初めての出産の方)の場合、実際はこんな感じで、少しずつ始まります。

① なんとなーくお腹の張りの回数が増えたな
② お腹が頻繁に張るようになってきたな
③ 張った時、時々痛いな
④ 結構頻繁に痛いんだけど…何分おきなんだろう?
⑤ あ、10分おきに痛くなってる(または10分以内で痛くなってる)

・・・という具合に、じわじわと始まります。
お腹の張りの頻度と、痛みが始まったかどうかを意識してみましょう。

初産婦さんと経産婦さんの違い

初産婦さんの場合、痛みがないまま産まれた方は、私はこれまで一度も見たことがありません。
まずは落ち着いて、張りと痛みを観察してみましょう。
痛みが何分おきにくるのか、腰にも痛みがあるのか、陣痛の痛い時に お尻にズドンと響く感じはないか、見てみましょう。

私が普段 妊婦さんたちに説明する、陣痛間隔の見方のオススメは
① 痛くなった時に時計をパッとみます。
② 次の陣痛の、痛くなった時にパッとまた時計をみます。それが何分おきか、です。
痛み終わりから、次の痛み始め、でみると、分りにくいんです。
だーいたいで、アバウトでいいんです。

ここで陣痛アプリについて

陣痛アプリを使う方も多いです。そのアプリは、使ったらダメではないんですが・・・使う必要はないと私は考えます(ここは助産師によって、考え方が違うかもしれませんね。陣痛アプリ開発者の方からクレームくるかなあ)。
出産は、そもそも心も身体もをリラックスさせた方が、進みます。
陣痛アプリは、ずっとスマホの画面を見ることになるので、本当のリラックスに繋がらないと私は考えます。

経産婦さんは、進みがかなり早いことも多いです

経産婦さん(出産が2回目以上の方)は要注意です。出産を経験しているので、進行が初産婦さんに比べて格段に早いです。
「なんか軽く痛いな」と言う程度でも、子宮口がかなり開いていた…なんてこともあります。
私たち助産師も慌てるくらい進みが早いこともあります😅
「前のお産の時に、時間かかったから、まだまだこんな痛みじゃ産まれないはず」とギリギリまで家で様子みてたら、車の中で力みたくなって赤ちゃんが出た!なんてことも。
2人目以降の方は、早めに病院に連絡しましょう(出産施設への連絡について、詳しくはその施設で説明があるはずです)。
特に、初産の時に進みが早かった方は、今回それ以上に早いことも多いので要注意です。
しかも経産婦さんの場合、一緒にいる上の子を預ける段取りもあるので早めに動かないといけません。

妊婦健診での内診について

妊娠37〜38週ごろになると、妊婦健診で内診して子宮口の状態を確認することが多くなります。
施設によっては、なるべく安産になるように、内診の際に卵膜剥離を行うこともあります。

💡 卵膜剥離とは? 子宮口に近い卵膜を少し剥がす処置のことです。
怖い名前ですが、安産を促すための処置で、その後に陣痛が来ることもあります。
分娩予定日を大きく過ぎてリスクが増えないようにするためのものです。
いわゆる、内診グリグリと表現する方もいます。
痛みを感じる方と、さほど痛くなかった方とさまざまです。

まとめ──大切なのは、怖がり過ぎないこと

陣痛は突然やってくるものではなく、体が少しずつ準備を整えながら始まるものです。
妊娠37週以降は 「赤ちゃん、楽しみー!待ってるよー。出ておいでー!」 と声をかけながら、お散歩や軽い運動をしてみましょう🌻
陣痛を怖がり過ぎず、赤ちゃんに会える日を楽しみに待ちましょう♬


陣痛がきだしてからもそうですが、その前からリラックスがとても大事です。
大事なことですので繰り返しますが『楽しみ~』と思うことも、とっても大事です。



次回は「出産入院時の連絡のタイミング」についてお伝えします🍎


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